硬化塗料剥離剤 ストリアルシリーズ

公開日: / 更新日:

金属素地を傷めず、強固な硬化塗膜を膨潤して剥離。
硬化塗料剥離剤「ストリアルシリーズ」

塩素系溶剤とは異なる独自の膨潤剥離メカニズムで塗装治具や製品に固着した硬化塗料を剥離。金属への腐食リスクや薬液の早期劣化を排し、剥離工程の安全性と液管理効率を大幅に向上します。

製品の特長

01

金属素地を傷めず治具が長寿命化

熱による歪みが発生する焼却処理や摩耗を招くショットブラスト処理とは異なり、金属素地へダメージを与えずに塗膜を剥離。塗装治具だけでなく、アルミニウムやマグネシウムなどのデリケートな製品の不良塗膜の剥離(リワーク)にも対応します。

02

材質や塗料条件に応じた最適なラインナップ

塗装ハンガーや治具のベース金属、さらに塗料の化学組成や硬化・未硬化といった状態に合わせて、幅広い選択肢から最適な品番を選択・選定します。剥離剤の中性化や剥離工程の低温下といった要望にも提案可能です。

03

主要な環境・労働安全法規に非該当の安全性

工場の安全管理や法令遵守(コンプライアンス)に配慮し、安衛法有機則や毒劇法に非該当。さらに消防法上の危険物にも該当しないため、指定数量の制限や引火リスク、防爆対策を気にせず運用可能です。

加温による蒸気ロス
加温による蒸気ロスは、蒸発抑制剤を併用いただくことで抑制できます。蒸発抑制剤は蒸気ロスの抑制だけでなく、剥離剤のバランスを崩れにくくするため液管理の手間が省ける、ランニングコストの低減が可能、液の保温ができるのでエネルギーコストを削減できるといったメリットがあります。

このような塗装治具や回収製品の塗膜剥離・液管理のトラブルに直面していませんか?

  • 剥離剤の早期劣化と頻繁な液更新負担
    塗料を溶解する機構の剥離剤は液の劣化やスラッジ化が早く、薬液更新コストや廃棄処理作業・コストに苦慮している
  • 焼却やショットブラストによる治具の熱歪み・素地の摩耗
    物理的な叩き落とし(ブラスト)や焼却処理を繰り返すことで、高価な塗装治具が変形・摩耗し、設備の耐用年数を縮めている。またゴミブツを塗装ラインに持ち込む一因にもなっている
  • 剥離液による治具や回収製品(アルミ・銅等)の腐食・損傷
    強力な化学薬品により、塗装ハンガーだけでなく、再塗装したい金属製品(アルミニウムや銅など)の素地まで侵され、製品回収(リワーク)ができないことに悩んでいる
  • 剥離槽からの激しい蒸気ロスと液バランス管理の複雑化
    加温浸漬時の熱や蒸気によって剥離液成分の揮発(ロス)が進み、液の成分バランスが崩れて剥離性能が著しく低下するトラブルが多発している
  • 有機則や毒劇法・消防法への法規制対応と現場の安全確保の限界
    塩素系溶剤(ジクロロメタン等)や毒劇物を含有する剥離剤の維持管理、作業環境測定の負担、または現場の安全衛生対策に苦慮している

ストリアルシリーズによる洗浄前後比較

塗装治具の洗浄前
剥離前
矢印 塗装治具の加温剥離中
加温剥離中
矢印 塗装治具の洗浄後
剥離完了

ご使用方法

・剥離槽であらかじめストリアルを加温します。
 ※剥離温度はストリアルの品番によって異なります。

・剥離したいワークを浸漬します。

・一定時間浸漬した後、ワークを引き上げてジェット水などで付着している塗膜・剥離剤を洗い流して下さい。
 ※剥離温度、剥離時間は塗膜の厚みや塗料の種類により異なります。事前に剥離試験を行い決定ください。

製品紹介動画

~硬化塗料用~
ストリアルシリーズの一般物性

ストリアル
UM-25
ストリアル
UM-2825
ストリアル
UM-4400
テクニカル
データシート
技術資料のアイコン 技術資料のアイコン 技術資料のアイコン
治具剥離
製品剥離 〇~△
レジスト・インキの剥離
pH 弱アルカリ性 アルカリ性 中性
金属への影響
Al ×
Cu ×
Fe 〇~△
SUS
Niメッキ
使用温度 70~90℃ 常温~90℃ 常温~60℃
荷姿 18kg/缶  190kg/DM 19kg/缶  210kg/DM 18kg/缶  200kg/DM

~未硬化塗料用~
ストリアルシリーズの一般物性

ストリアル
SL-1343
SL-3942
マスク治具
への適用
ベルカップ・ガン
への適用
塗料配管
への適用
pH アルカリ性 中性
金属への影響
Al ×
Cu
Fe 〇~△
SUS
Niメッキ
使用温度 常温~60℃ 常温~60℃
荷姿 18kg/缶 18kg/缶  200kg/DM

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