導電性接着剤(銀ペースト)の使い方が分かりません。
導電性接着剤(銀ペースト)の使い方をご紹介するページがございます。
解凍、洗浄、塗付、硬化の段階に分けて、実施することや気を付けるポイントを解説しています。
導電性接着剤の
使用方法ページ
導電接合後に被着体を取り外したい(剥がしたい)。
常温乾燥タイプのCN-7120やCN-7122Sは、乾燥後に100℃程度まで再度加熱することで接着したワークの取り外しが可能です。
その他の品番(エポキシ系樹脂を使用しているものなど)では、いったん接合した後に被着体を取り外すことは困難です。
ディスペンサーが無い場合の塗付方法を教えてください。
ディスペンサーを用いずに塗布する場合は、スパチュラなどの細いものを使用して下図のようにペーストを押し出して下さい。

※黄色い栓(プランジャ)は取り除かないでください。
※ディスペンサーを用いずに塗布する場合、ニードルを取り付けるとペーストが吐出しにくくなりますのでご注意ください。
ニードルは別売りですか?
はい。当社ではニードルをご提供しておりませんので、お手数ですがお客様にてご準備いただけますようお願いいたします。
使用中に吐出しづらくなった、粘度が上がってしまった。
反応硬化タイプの接着剤は、長時間使用すると硬化が進んで粘度が上昇したり、導電性や強度が悪化するおそれがあります。
解凍後は所定のポットライフ(可使時間)を超えない範囲でご使用ください。
また、一度解凍したものを再冷凍・再解凍して使用すると結露による水分の混入などが原因でポットライフ内であっても使用ができなくなることがあります。
一度解凍したものは再冷凍せずに使い切るようにしてください。
ポットライフはペーストの技術資料に記載しています。
最小販売単位を教えてください。
品番毎に荷姿は異なりますが、シリンジやアルミチューブを1本単位で販売しています。
CM-4230に関しましては、お問合せいただければと思います。
冷凍で届いたのですが、保管も冷凍ですか?
TKペーストは冷凍(-10℃)保管となります。クール便(冷凍)で発送いたしますので、お受け取り後は速やかに冷凍庫で保管をお願いいたします。
再冷凍・再解凍するとどうなりますか?
TKペーストを繰り返し再冷凍・再解凍するとシリンジ内に周囲の湿気や異物が混入するリスクが高まります。繰り返しの冷解凍により、導電性が悪化する、接着強度が低下する、硬化性が悪くなる(固まりにくくなる)、増粘する(粘度が高くなる)、吐出しにくくなるといったトラブルが発生する恐れがあります。
一度解凍したTKペーストは再冷凍せずに使い切るようにしてください。
なお、一度開封した後に再冷凍・再解凍したTKペーストは性能の保証をいたしかねますのでご了承ください。
導電性接着剤(銀ペースト)の劣化具合や耐用年数などが知りたいです。データはありますか?
導電性接着剤(銀ペースト)の劣化具合は、接着剤を適用する環境や接合する素材、接合条件などにより異なります。
品番毎の信頼性試験データの有無につきましては、恐れ入りますがページ下部のお問い合わせフォームからお問合せ下さい。
RoHS10やREACH、その他環境規制へ適合している証明書の発行は可能ですか。
可能です。
ページ下部の問い合わせフォームから環境規制の内容と共にご連絡をいただけますようお願いします。